ヤクルト、日本ハム、阪神、横浜の4球団で捕手としてプレーした野球解説者の野口寿浩氏は、広島を牽引した田中について「スイングが最高の状態」と絶賛。一方で、失意の結果に終わった今永については「球審のジャッジがあまりにもひどかった。今永とDeNAがかわいそうでした」と擁護し、ストライク、ボールの判定に苦言を呈した。
また、最後まで田中を封じることが出来ず、敗退が決まったDeNAだが、野口氏は「第4戦は7-2でDeNAが勝っていた試合です」と同情する。
「球審のジャッジがあまりにも酷かった。今永とDeNAがかわいそうでした。初回先頭の田中へのラストボールも、完全にストライクでしたが、ボールと判定されました。ストライクゾーンに入っていた球が、ことごとくボールと判定された。今永は気の毒としかいいようがありません。球審が試合を壊してしまった。あれでは、1イニングに6点を取られますよ。
「ああなったら、今永は甘いところに投げるしかない。相手は今年あれだけいい野球をしてきた広島なんですから、ああなったら打たれて当然です。初回の新井の先制打も、厳しいところでストライクを取ってくれないから、甘いコースの低めに投げて打たれてしまった。今永と審判の相性とか、そんな簡単な話ではない。球審の技術の問題です。逆に、最後の9回の筒香の打席も、今永の時には取っていなかった外角のストライクを取ったから、高めの釣り球に手を出してしまったように見えました。
自分が現役の時から、毎年、審判部には技術向上をしてほしいという要請書を選手会から出していました。審判部は本当に考え直さないといけません。こういう結果になってしまうということを分かってもらわないと。現場の選手はこういうことは言えないでしょうから、我々OBが言っていくしかない。DeNAは初回に6点のハンデを取られながら、よくやったと思います」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161016-00010007-fullcount-base&p=2
また、最後まで田中を封じることが出来ず、敗退が決まったDeNAだが、野口氏は「第4戦は7-2でDeNAが勝っていた試合です」と同情する。
「球審のジャッジがあまりにも酷かった。今永とDeNAがかわいそうでした。初回先頭の田中へのラストボールも、完全にストライクでしたが、ボールと判定されました。ストライクゾーンに入っていた球が、ことごとくボールと判定された。今永は気の毒としかいいようがありません。球審が試合を壊してしまった。あれでは、1イニングに6点を取られますよ。
「ああなったら、今永は甘いところに投げるしかない。相手は今年あれだけいい野球をしてきた広島なんですから、ああなったら打たれて当然です。初回の新井の先制打も、厳しいところでストライクを取ってくれないから、甘いコースの低めに投げて打たれてしまった。今永と審判の相性とか、そんな簡単な話ではない。球審の技術の問題です。逆に、最後の9回の筒香の打席も、今永の時には取っていなかった外角のストライクを取ったから、高めの釣り球に手を出してしまったように見えました。
自分が現役の時から、毎年、審判部には技術向上をしてほしいという要請書を選手会から出していました。審判部は本当に考え直さないといけません。こういう結果になってしまうということを分かってもらわないと。現場の選手はこういうことは言えないでしょうから、我々OBが言っていくしかない。DeNAは初回に6点のハンデを取られながら、よくやったと思います」
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