メジャー1年目を迎えるカブス今永昇太投手(30)が、公式戦の本拠地開幕となる4月1日(日本時間2日)のロッキーズ戦で「お披露目デビュー」することが最有力となった。トミー・ホットビー投手コーチが、今永の今後の調整日程を明かしたもので、これまで通り中5日の間隔で登板。次回は20日(同21日)にマイナーの試合で先発することを明かした。
今永は3戦目となった14日(同15日)のアスレチックス戦で5回途中3安打9奪三振無失点の快投を演じ、70球を投げた。同コーチによると、現在は登板を重ねるごとに球数を増やす段階で、次戦ではこれまで最多の「85球~90球」を予定。その後は、オープン戦最終戦となる26日(同27日)のカージナルス戦で60球程度の最終調整を行うプランが分かった。その結果、当初は先発3番手とみられていた今永の登板順は4番目ながらも、開幕戦に次いで重要視される本拠地での「開幕投手」に抜てきされることが濃厚となった。